かたちづくる何か

大体昼間のこと

永遠に対する恐怖

 

 

 

永遠に続くのではないかと錯覚する感覚が怖い。

 

子供の頃からふとした時につきまとう不安感覚なのだけど、いろんなものが永遠に続くように感じられて、怖い。
子供の頃は学校に通う日々が無限に続く気がして怖かったし、住んでる家も朽ちていくとは知りながらも永遠に私が知らなくなってもあり続けるんじゃないかって怖かった。

永遠に規則的に色を変え動き続ける信号とが苦手だし、寝てる間もずーっとつき続ける常夜灯も。自分の人生がこれからも続いていくかもしれないと思うことさえ怖いんだけど、なんなのかよくわからない。別に学校も人生も嫌いってわけではなくて、ワクワクするけどたまにそういう感覚に襲われる時がある。

 

子供の頃に感じてた学校に通う日常が永遠に続く感覚。もう、義務教育はとっくに終わって、大学にいて、日々違うリズムで過ごす日々。永遠はなくて確かに終わりを経験しているはずなのに、まだ怖い。

 

永遠のことを考えると、脳が酸っぱいものを食べた時みたいになって、鎖骨の奥に胃酸が溜まる感じがする。

 

多分私は変化を求めていて、かつ、日々の安息の時間を求めているのだと思う。

 

どうしても眠れない、夜の話。